「まるふくうどん」はとっても庶民的な「うどん」屋さん。とっても優しい普通のおいしさ、オジさん大好きですよ。
気取らない、飾らない、自然体の気さくな人と一緒にいると、自分も自然にしていられるのでとっても居心地が良いですよね。佐賀市兵庫町、国道34号線沿いにある「まるふくうどん兵庫店」は、まさに自然体。飾らない素朴で庶民的な「うどん」屋さん。昭和の頃には沢山あったんですよ、こういうお店が。
なんだか懐かしくて、ふらふらっとお邪魔してきました。
国道沿いに立つ「まるふくうどん」の看板。ゆめタウン佐賀から神崎方面へ向かうと、国道34号線の左手に見えてきます。
「まるふくうどん」正面、飾らない店で私のようなオッサンでも入りやすい。
ロードサイドに出された看板、今どき一杯180円ですよ。かけうどんとはいえ、とってもリーズナブル。昔はこれくらいで食べられる店が沢山ありましたよね。
まるふくうどんは先に食券を買って注文するシステム、店内に入ってまずは食券を購入。券売機は2台あります。
メニューが多いので迷っていたら、とっても見やすい食券の配置図がありました。これは助かりますね、何があるか一目瞭然。
券売機の上にはメニュー写真もあり、メニューのイメージがしやすいんです。とっても親切。
何にするか迷ったのですが、表の看板にあった「肉うどん」がおススメっぽいので「肉うどん」に決定。
食券を買ったら、お一人様はカウンターへ。横を見ると広々とした店内、オープンキッチンにカウンターとテーブル席、奥には座敷もあります。
なんと、カウンターにも券売機のボタン配置図があります。追加注文も券売機で買うんでしょう。
その裏には「おしながき」がありました。ちゃんと券売機のボタン番号が書かれています。
カウンターには七味唐辛子と柚子胡椒。柚子胡椒があるのは九州らしいですね。
天かすはセルフで、各テーブルではなく店内のワゴンに置いてあります。備え付けの器に入れて、自分の席に持って行きます。
天かすを取りに行ってる間に、注文していた肉うどんが到着。さすがに早い!
「肉うどん」と一緒に「いなり寿司」も注文しました。やっぱうどんにはコレですね。おにぎり派、九州なら鶏飯派がありそうですが、関西人は迷わず「いなり」です。子供の頃から大好きな組み合わせなんですよ。
うどんは飾らないシンプルなビジュアル、肉が予想以上に沢山のってます。
出汁の色も優しくて美味しそう。ズズッと一口のんだ印象は、スッキリしたカツオ風味。甘辛い肉がのっているので、味が移ったのか少し甘め。
う~んいいですねぇ、優しくて昔懐かしい味わい。「何も足さない、何も引かない」というキャッチフレーズが頭に浮かびます。クセもなく、優しい味で普通に美味しい。
続いて麺を。
ぶよぶよ柔らか系ではなく、モッチリして程よいコシ。うん、普通に美味しい。
ここで「いなり寿司」をパクリ。う~んっこの甘酢がたまりません!スッキリした出汁とよく合います。
やっぱね、いなりですよ。うどんには「いなり寿司」で決まり。私の中で結論が出ているので、異論は認めますが聞き入れることはありません。
続いて肉!
甘辛く煮込んだ肉、よ~く味がしゅんで(しみこんで)ます。ボロボロの肉じゃなくて、形がシッカリ残ってるので食べごたえもあり。思った以上に量もあります。
なんて言うんだろ、最近流行のイロイロこだわった「グルメうどん」じゃななくて、イメージ通りというか、とっても庶民的な食べなれた美味しさ。極端にエッジの効いた特徴がないので、外れが無く飽きがこない味。安心して食べられます。
この日注文した「肉うどん」+「いなり寿司」は、合わせて420円(税込)です。提供時間は数分。今どき500円玉ワンコインでお釣りがくるランチが貴重なうえに、とにかく提供が早い。そして、定番で外さない優しい美味しさ。
忙しいサラリーマンや、待つことが苦手な子供がいる子連れファミリーには嬉しいお店ですね。更に私のような孤独で負け犬の中年も、一人で気兼ねなく立ち寄れます。
拘りの強い「グルメうどん」もいいですけど、こういった飾らない庶民の味もいいですよね。
早い、安い、けっこう旨い!普段使いにおススメのお店でした。
「まるふくうどん兵庫店」
MAP:佐賀市兵庫町大字若宮219-2⇒ Googleマップへ
営業時間:11:00~翌5:00
定休日:
※この記事は私が訪れたときのものです。メニューや価格、営業時間などが変更になっていることがあります。
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