地域ブログから地域メディアへ、マネタイズを真剣に意識し始めました。

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地域メディアを軸にしたビジネス展開・・・とてつもなく難しい。

早いもので佐賀ポータルもスタートから2年が経過しました。当サイトを訪れてくださる皆様のおかげで順調にアクセス数を増やし、5月はゴールデンウィークもあったため一か月で80,000PVに迫りそうな勢い。特に嬉しいのは直近の一か月で9回以上訪問してくださった方が約1600ユーザー。中でも100回/月以上訪れてくださった方が、なんと272ユーザー。ほんと有難い、繰り返し見てくれる方がビックリするほど多くいるんです。温かいメッセージを下さる方も増え、おかげさまで楽しくサイトを運営させていただいております。

正直、開始当初はここまで多くの人に見てもらえると思っておらず、ほんとビックリです。けどね、ここまで来たら、もっともっとやりたい事が増えてくるんです。やる前はここまでとは思っていなくても、やり始めると見える世界が変わってくる。そうすると、もっと先へ、もっと楽しい記事を書きたいと欲が出て来るんです。

そこで思うんです。なんとか佐賀ポータルという地域ブログを、地域メディアとして仕事に出来ないものかと・・・

情報発信の限界

様々な地域で情報発信を強化するための取り組みが行われていますよね。最近ではYouTubeを使った動画が話題になりました。2015年からは地域ブロガーという人たちが活躍し始め(私もその一人です)地域密着型のローカルメディアとしてネットで話題になり、地域活性化の取り組みとして注目を集めています。

しかし、情報発信で「地域の魅力を知ってもらい、地域のファンになってもらう」事と、実際に「地域でお金を落としてもらう」こととの間には、とてつもなく高い壁が存在します。壁を超えるためには、地域メディアは情報を発信して「地域の役に立つ」だけではダメで、地域に継続的にお金を回して地域活性化を助ける存在にならなければなりません。

そこで重要になってくるのが、地域のビジネスとの連携。情報発信は、それだけでは大きな力に成り得ません。やはり、現実に活性化に取り組んでいる地域との繋がりがあって、初めて地域活性化に貢献できるのだと考えています。地域に関心を持ち、地域を訪れる、あるいは地域の産品を購入する人を増やし、地域にお金が回るための導線としての役割を果たさなければならないと思うのです。

地域メディアに出来る事

私が考える地域メディアに出来る事とは、地域や地域の商品が持つ魅力をピックアップし独自の体験などを通じてニーズを持つ顧客へ分かり易く伝える事。

例えば佐賀には全国2位の生産量を誇る玉ねぎがあり、100年以上の歴史を誇る老舗食品メーカーが沢山あります。玉ねぎの魅力や玉ねぎを元に作られた商品を自身の体験を通じて紹介し、老舗の歴史や伝統の技を地域の歴史的なストーリーと共に紹介する。

観光スポットも各地に数多く存在していて、例えば戦国時代の城跡なんて数えきれないほどあります。ただポツンとあるだけでは面白くありませんが、龍造寺隆信という人を中心に歴史背景や歴史の連続性を持たせて紹介したり、城跡の縄張り図の読み方を説明したうえで、実際に城のどこがどういう機能を持っていたかなどを解説すると戦国ファンにはたまらない観光スポットになります。昭和レトロも根強い人気があるジャンルですが、嬉野の温泉街なんて昭和の温泉イメージそのまんま。これらはアニメや映画の聖地などと違い、流行廃りに関係なく長くニーズが存在し続けます。

こういった地域の魅力を独自取材記事を通じて発信し地域への愛着を育んでファンを増やし、そこへ地域の商品や観光スポットを自身の体験と共に紹介する。佐賀ポータルが地域メディアとして成長していけば、佐賀という地域自体を一つのブランド資産として活用することが出来ます。あとは切り口と、私がどうやって楽しむか。自分自身が楽しんで、それを熱を持ってダイレクトに伝えることが出来れば共感を得る事も出来るでしょう。

綺麗な言葉が並ぶ観光ガイドではなく、取材した本人の体験をもとに綴られる「熱意」ある記事こそが人の心を動かす。そう、最後はやっぱり人対人なんですよ。その橋渡しをするのが、佐賀ポータル。地域メディアの役割だと思います。

そうやって佐賀ポータルを利用する人が増え、佐賀に愛着を持つ人が増えていけば、それらのニーズを拾い上げて新しい商品を地元企業と共同開発することも可能だと思います。幾つかの案から読者アンケートで商品を決定し、開発プロセスをネット上でリアルタイム発信することで読者と共に作り上げていく。そんな取り組みも可能です。

その他に、いま私が考えているというか、絶対にやりたいのが「佐賀ポータル リアルサイト」という取り組み。実際の商売と、ウェブサイトを連携させること。「このサイト、どんな奴がやってるんだよ。いちど面を拝んでやるか」みたいな感じで、ネット上だけでなくリアルでも交流できる機会を作りたい。こういった取り組みを発信することで、少しでも読者との距離を縮めたい。サイトの情報だけでなく、私の存在を通じて佐賀の魅力をリアルに感じてもらえるような取り組みをしたいんですよね。まあ、私じゃなくて、誰か佐賀ポータルに出演してもらってその人をキャラクターにしても良いんですが。てか、人見知りの私より、その方がいいかも・・・

とにかく、なんかイロイロ出来そうなんですけど、出来るかどうかは実際にやってみなけりゃ分かりませんw

ただ一つ分かっている事は、一人でブログをコツコツ書いているだけじゃ何も出来ないという事ですね。前を向いて、一歩を踏み出さなければ・・・

もっと佐賀を楽しみたい

とまあ、なんか妄想が独り歩きして痛い事になってますが、もっと真剣に本気で佐賀の情報を発信していきたいと思い始めていたので、ここで思い切って恥ずかしい妄想を披露いたしました。

実際のところ何が出来るかを考え始めたばかりで、スグに何かを始められる状態ではありません。まだ全く白紙の状態で、何から手を付ければ良いのか分かりません。ただ、黙っていても何も始まりませんからね、とりあえず新し事をやりたい!という宣言をさせて頂くと同時に、今考えている事の忘却録的な感じで記事を書かせていただきました。

とにかく焦らずに、出来る事から小さく小さく進んでいきたいと思います。なんせ、人生失敗だらけの負け犬ですから。何をするにも自信が無いんですよw

これからこの佐賀ポータルがどうなっていくのか、何かになるのか、何も変わらないのか、どうなるんでしょうねぇ。まあ、なるようになるさ。



 

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たくや@非正規編集長非正規農家兼ブロガー

投稿者プロフィール

現在は非正規社員で非正規農家、非正規ウェブメディアの自称編集長。
主に営業畑を渡り歩き、広報企画担当時にマーケティングを実地で勉強。
一部上場企業で営業課長、ベンチャー企業では営業本部長という肩書を貰った事もあります。
全国10以上の都市に転勤し、都会と田舎の格差に驚愕。地域活性化に興味を持ち、まちおこし関連の仕事をすることが現在の目標。

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