『こどもびいる』で有名な友桝飲料の工場を見学してきました。佐賀小城市

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工場見学とか、わくわくしますね。

創業明治35年、佐賀小城市の老舗飲料メーカー「友舛飲料」の小城工場を見学してきました。

友桝飲料は主に炭酸飲料などを手掛ける飲料メーカーで、2003年に発売された「こどもびいる」で一躍有名になりました。現在は東京、大阪に営業所を開設するなど、地方から都会へ進出する佐賀における「地方創生」の一翼を担う飲料メーカーです。

都会に富が集まるのなら、地方の資源を生かして都会へ進出し、富を奪い取って地方に持ち帰る。これぞ真の地方創生であり、都会でも通用する営業力こそが地域活性化に不可欠です。町おこしや地域活性化に興味を持つ私にとって、お手本にしたい優れた企業です。

友桝飲料の特徴は、相手先ブランドでの飲料製造(OEM)において、製造だけでなく商品開発を設計・製造(ODM)し、更に物流から販売支援まで一手に引き受ける事が出来ること。そんな友桝飲料の工場が、誰でも無料で見学できるとの情報を得て見学に行ってきました。

友桝飲料の小城工場は、小城駅から肥前千葉城跡方面へ県道290号線を祇園川沿いに富士町方向へ北上、天山酒造を通り過ぎた先にあります。

友桝飲料の小城工場を示すファクトリーパークの看板。

友舛飲料工場看板

大自然に包まれるように建つ、近代的な工場が見えてきました。

友舛飲料工場外観

普通に工場は稼働しているし、本当に勝手に入って良いんだろうか?と心配になりながら、工場に入っていきます。

友舛飲料工場外観2

駐車場から外を見ると、山里の集落といった風景が広がっています。酒造メーカーも近くにあるし、綺麗な水が豊富な場所なんでしょうね。

友舛飲料工場風景

友桝飲料小城工場の事務所への入口にやってきました。工場見学は、ここから入っていきます。

友舛飲料工場エントランス

おぉ!ちゃんと工場見学の案内があります、安心しました。予約なしで来たので、少し心配だったんです。

工場見学は、12:00から13:00の昼休みを除いて、10:00から15:00までに入場すればいいみたいです。

友舛飲料入口看板

入口を入って靴を履き替えて階段を昇り、二階へと向かいます。

すると、「こどもびいる」の玄関マットが敷かれた入口。いいな~、このマット欲しいw

友舛飲料玄関マット

入口を入ると、受付と商品を展示販売するスペースになっていました。奥には試飲用のソーダが置かれ、机や椅子が置かれた休憩スペースのようになっています。

友舛飲料ホール

コチラは友桝飲料の商品展示と直売コーナーです。

友舛飲料工場直売コーナー

こどもびいるや様々なサイダー類が展示され、ミニボトルの詰め合わせなどお土産に出来そうな商品もありますね。

友舛飲料ミニボトル詰め合わせ

直売コーナーから工場見学入口のほうに歩いて行くと「こどもびいる」のロゴが入った小さな車が展示されていました。

友舛飲料こどもびいるか―

ここが工場見学の入口、いよいよ工場へ突入です!

友舛飲料工場見学通路入口

入口から入っていくと、工場見学用の窓が設置された通路になっています。

友舛飲料工場見学通路

清潔な工場内では、次々に新しい製品が製造されています。

友舛飲料工場内

ほとんどの行程がオートメーション化された近代的な工場です。

友舛飲料オートメーション

コチラは飲料を容器に充填する機械ですね。このほかにも、様々な機械やロボットが活躍しています。

友舛飲料オートメーション2

ガラス窓に行程が書かれているので、工場での作業がどういったものか良く分かります。

友舛飲料オートメーション3

工場見学通路を抜けていくと、行程の説明が書かれたパネルがありました。ふむふむ、こうやって飲料が作られていくんですね。

友舛飲料説明パネル

工場見学通路の出口には、飲料の瓶が飾られていました。

友舛飲料ホール2

そして最後のお楽しみはもちろん試飲です。訪れる時期によってシロップが変わるらしく、私が訪れた日は「すだち」「シャンメリー」「あまおう」のシロップでした。

友舛飲料試飲1

甘すぎるのは苦手なので、ここは「すだち」を飲んでみます。一度プッシュすると、適量出るようになっています。これは便利!

友舛飲料試飲2

シロップを適量いれて、炭酸水を入れると

友舛飲料試飲3

すだちソーダの出来上がり!

サッパリしていて、すだち独特の酸味が効いた美味しいソーダです。

友舛飲料試飲4

他にも様々な展示があり、ラムネを作る機械や、「こどもびいる」のキャラクターとともに工場見学の記念撮影が出来るスペースもありました。

友舛飲料記念撮影

工場の製造工程を、いつでも見れるようにしている友桝飲料さん。清潔な工場の中で、美味しそうな飲料が次々に製造されていました。

製造工場を誰でも自由に見学できるようにするのは、かなり勇気がいる事なんじゃないでしょうか。それだけ製品だけでなく、製造過程にも自信を持っているのでしょう。

こうやって工場を実際に見学すると、友桝飲料に対する愛着がわくというか、確実に意識の中に社名がインプットされます。帰りには何かしら買って帰るでしょうし、今後、友桝飲料の名前を見かけたら工場を思い出すでしょう。まんまとやられましたw

10名以上の団体での見学は、事前に予約が必要になるようです。個人でのフリー見学は、営業時間内であれば自由との事。ちょっとした時間で見学できるので、気軽に立ち寄って友桝飲料のファンになってしまいましょう。

「友桝飲料小城工場」

MAP:佐賀県小城市小城町岩蔵2575−3 Googleマップへ

営業時間:10:00~15:30(終了時間が変更になる事があります)

※12:00から13:00の間は、昼休みのため見学不可。

休日:不定休(公式サイトの工場見学カレンダーをご確認下さい)

工場見学の予約、見学可能日の確認、お問合せなど詳細は下記リンクから公式サイトをご覧ください。

友桝飲料公式サイト「工場見学」ページ



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たくや@非正規編集長非正規農家兼ブロガー

投稿者プロフィール

現在は非正規社員で非正規農家、非正規ウェブメディアの自称編集長。
主に営業畑を渡り歩き、広報企画担当時にマーケティングを実地で勉強。
一部上場企業で営業課長、ベンチャー企業では営業本部長という肩書を貰った事もあります。
全国10以上の都市に転勤し、都会と田舎の格差に驚愕。地域活性化に興味を持ち、まちおこし関連の仕事をすることが現在の目標。

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