旧福田家

この旧福田家住宅は建築当時の状態が非常に良く残っている建物で、改造の後もほとんどなく設備や調度品の保存状態も良好。ここで写真を掲載しきれませんでしたが、細かい所で「おっ！すげー」と声が出てしまうような細工がそこら中にあります。現在は佐賀錦の制作実演や、展示が行われています。私が訪れた日も、二階で制作の実演がされていました。

江戸の文化で花開いた完成度の高い伝統的な日本建築の技術を用いて建てられた住宅で、日本建築の技術と芸術性が頂点を極めた時期の建築物としてとても高い評価を受けています。

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旧森永家

旧森永家住宅は江戸時代にタバコの製造販売を手掛け、明治初期には大隈重信も愛用したそうです。タバコ専売化以降は、呉服商として昭和9年まで営業を続けていました。現在は佐賀市歴史民俗館におけるショッピングゾーンとなっており、観光のお土産に最適な商品の数々を販売しています。

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旧久冨家

旧久富家住宅は、白山町で履物商を営んでいた久富亀一が、大正10年にこの柳町に移転し、「履物問屋　久富商店」として建てたものです。現在はカフェやギャラリーとして使用されており、自由に見学しにくい施設になっています。

カフェになっている主屋の横から続く通路で、裏の庭に抜けることが出来ます。

旧中村家

旧中村家は明治１８年に竣工し、旧古賀銀行の創業時に社屋として使われていた建物です。旧古賀銀行が斜め向かいの洋館に移転してからは、中村家の住居として利用されてきました。竣工当時からすると、住居として開創されていますが明治期の建物の姿を今に止める貴重な建築物です。

現在は「おひさま」という自然食レストランになっています。

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八坂神社

こじんまりとしていて大きな神社ではありませんが、とても雰囲気の良い神社です。佐賀市歴史民俗館は江戸時代の長崎街道に面しており、街道沿いの社として数百年の時間、長崎街道沿いの町を見守り続けてきた神社。どこにでもありそうな、とりたてて特徴ある神社ではないのですが、なぜかホッとするような雰囲気を与えてくれる不思議な神社です。

以上、佐賀市歴史民俗館の各施設をまとめて紹介しました。ここは佐賀市の街中にあって、見どころ満載の佐賀市で一番クールな観光スポットです。無料駐車場もあるので、ぜひ、佐賀に来たら立ち寄ってみてくださいね。

参考：佐賀市歴史民俗館公式サイト