「鳴瀬宿」旧長崎街道の宿場町に行ってきた!佐賀武雄市

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「鳴瀬宿」は佐賀武雄市にある旧長崎街道の宿場町、観光地として整備されていない自然な街並みでした。

なんというか、とってつけたような観光整備をされてないのが良いですよね。あるがままの姿で年月を重ね、今に至る旧街道の街並み。とっても風情があって、素晴らしい場所でした。

観光地じゃないので当然ながら駐車場もありません、路肩が大きくとってある道が広がってる場所に駐車して歩いて旧宿場町へ入っていきます。

鳴瀬宿1

すぐ近くまで山が迫ってきています。奥には石垣、段々畑になっていますね。

鳴瀬宿2

かつての繁栄を偲ばせる立派な日本家屋が見えてきました。二階の屋根が落ちてしまってるのが残念ですが、これも地方のリアルな姿。

鳴瀬宿3

古い石積みが残る水路。こういった水路が各所に巡らされています。

鳴瀬宿4

歩いてきた方向を振り返ってみました。

鳴瀬宿5

そして再び鳴瀬宿の中心部へと進んでいきます。

鳴瀬宿6

この家も古いな~。こういう日本家屋を見ると、心が癒されます。

鳴瀬宿7

これは門柱でしょうか?不思議な形になってます。

一度崩れたのを積み直したのかと思ったのですが、レンガが削れてますね。元からこの形なのでしょうか。

鳴瀬宿8

うわ~っ!きた~~!いいですよこの風景。なんていうんだろ、典型的な日本の風景じゃないでしょうか。鳴瀬神社は、山のふもとの鎮守様という感じです。

鳴瀬宿9

さっそくお参りしていきましょう。

一つ目の鳥居をくぐって、コチラが二つ目の鳥居。年季入ってます。

鳴瀬宿10

社殿へと続くこの石段もとても古そうです、何年前からあるんでしょう。

鳴瀬宿11

途中横に入る場所があり、その先には建物がありました。山の中でひっそりと朽ちていく家屋。

こういう風景も良いですよね、まさに寂びの風景。池があるので、かつては立派な庭があったはずです。

鳴瀬宿12

建物に近づいてみました。なかなか立派な屋敷ですね、どんな人が住んでいたのでしょう。

鳴瀬宿13

道を戻ってお参り再開です。この階段をのぼれば本殿に・・・と思ったら、改修中でしょうか、足場が組まれていますね。

鳴瀬宿14

階段を上ると狛犬がお出迎えです。

鳴瀬宿15

なかなか愛嬌のある、カワイイ顔ですよ。

鳴瀬宿16

改修というより、新しく立て直しているようです。頂上には祠がありました。足元には建物があった跡らしき基礎のような広場があります。

では、いよいよお参りを。

鳴瀬宿17

祠に近づいてい見ました。隣には、忠魂碑と書かれた祠があります。

鳴瀬宿18

さて、山を下りていきましょう。ここにも樹齢数百年クラスの木がありましたが、もう佐賀で古い木を見ても驚きません。だってもう、アッチコッチにあるんですもん。

鳴瀬宿20

さて、再び街道に戻ると、郵便局がありました。

鳴瀬宿21

そして、神社があれば次はお寺。参拝者用の駐車場があると思ったら、止められませんね・・・

鳴瀬宿22

西岸寺、ここもまた雰囲気の良いお寺です。昔の人も、同じような光景を見ていたんでしょう。

鳴瀬宿23

この山門は古そうです。

鳴瀬宿24

推定樹齢500年という大イチョウ。

鳴瀬宿25

堂々とした造りの立派な本堂。

鳴瀬宿には本陣が無かったために、本陣の代わりとして使われていたこともあるそうです。また、狩場に近いため、鍋島藩主の休憩所としても利用されたとか。

鳴瀬宿26

西岸寺を過ぎて、さらに歩いていきます。

鳴瀬宿27

大正3年から続く老舗メーカー、鳴瀬みそ・醤油で有名な角味噌醤油がありました。直売所があるかと思い探してみたのですが、見当たりませんでした。

鳴瀬宿28

敷地内にはおお堂があり、お地蔵様が祀られています。

鳴瀬宿29

ここに鳴瀬宿の説明が書かれていました。

鳴瀬宿30

鳴瀬宿は、江戸時代には「成瀬宿」と書いたようですね。長崎街道の宿場町としてだけでなく水運の拠点としても大いに発展していたそうで、佐賀本藩、蓮池藩の倉庫などがあったそうですがそれらしい遺構は見当たりませんでした。

以前は宿場町のすぐ近く、この写真の場所が六角川でした。ここに川港が作られ、水陸両方の交通の要衝として栄えたとのこと。鳴瀬宿には問屋や宿屋、継ぎ場、高札場なども設置されていました。

鳴瀬宿31

かつての繁栄を偲ばせる街並み、今は山の麓にひっそりと佇む静かな田舎の風景が美しい。

鳴瀬宿32

鳴瀬宿のような場所を訪れると、大きな時代の中で営まれる人の世の儚さを感じます。

「諸行無常」全ての事柄は常に変化し、同じ姿をとどめる事は出来ない。まさにその言葉通り、繁栄と衰退、今後50年間で4千万人も人口が減るとされる日本。私が見た街並みもまた刹那の風景、同じ姿をとどめる事は出来ません。

だからこそ、街を歩くのは楽しいんです。今の風景から過去の風景に思いを馳せ、そこで営まれてきた人々の生活を思う。また数十年先、この地はどのような姿になっているのか。また、訪れた人が何を思うのか・・・

街歩きは楽しいですね。

「長崎街道 鳴瀬宿」

MAP:佐賀県武雄市橘町大字芦原4850(公民館)Googleマップへ



 

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コウテツタクヤ編集長

投稿者プロフィール

非正規社員で非正規農家、非正規ウェブメディアの自称編集長と、もはや存在自体が非正規じゃないかと心配しながら暮らす”負け犬”ダメ中年。
起業に3回失敗しながら、全く懲りない永遠のチャレンジャー。

いつの日か、負け犬からハイエナに進化できる日を夢見ています。

大阪で生まれ、兵庫のベッドタウンで育ち、航空自衛隊に7年間勤務したのち就職。転勤族として全国を転々としながら時どき起業して失敗。その都度転職を繰り返し、気が付いたら福岡の片隅に流れ着いておりました。

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