佐賀の魅力ってなに?と聞かれたら、やはり古い街並みがそこら中に残っていることじゃないでしょうか。計画的に残された街じゃなくて、昭和初期から自然に発展して新旧ゴチャ混ぜで残っている古い街並み。その田舎っぽい自然な感じが、とってもいい場所なのです。今回紹介する佐賀レトロ館もそんな佐賀を象徴する建物の一つで、明治20年に佐賀県の警察部の本庁として建てられた洋館。現在はレストランやカフェ、物産館として利用されていて佐賀城本丸歴史館の目の前にあります。
佐賀城内地区を歩いていると、レトロ館という標識を見つけたので行ってみると「さが米子(コメッコ)サンド」の看板が目に入ったので食べてみることしました。
窓とか入口とか、オシャレすぎて私のようなダメオヤジには似つかわしくないのかも?などと考えながらも、勇気を振り絞って中へ突入!
中に入ると古い洋館らしいモダンな内装、重厚でとってもオシャレ。佐賀の物産館にもなっているので、正面の入り口を入ると様々な商品が並んでいます。
階段周りがとてもオシャレ、二階はレストランフロアになっています。
こちらがカフェの入口、私のようなオシャレとは縁遠いダメオヤジが入ってもいいのだろうかとドキドキしながら入ってみる。基本的に、私は小心者なのです。
カフェ内は他のお客様がケッコウいたので、撮影を自粛。とりあえず「さが米子サンド」とドリンクに嬉野紅茶をホットで注文しました。
さが米子サンドは注文してから作り始めるので少し時間がかかりますが、アツアツで提供されます。米粉パンに佐賀県産和牛ハンバーグ・ソテーしたれんこん・トマト・レタス・玉ねぎ・大葉がはさんであり、ゆず胡椒の風味が絶妙のアクセント。この柚子ごしょうは、注文時に入れるか入れないか聞いてくれます。もちろん私は迷わず入れました。
食べた感じは最初に大葉の香りがグワッとくる感じ、とってもいい香りです。玉ねぎやトマトもとても味が濃くて美味しく、佐賀和牛の味に負けないくらいに美味しい。そしてピリッとくる辛さと、優しく香る柚子胡椒。柚子胡椒は入れすぎると全ての味を壊すくらいの破壊力があるので、入れすぎ注意なんですよね。さが米子サンドはちょうど良い分量で、ピリッとして意識すると柚子の風味が追いかけてくる感じでした。うん、これは美味しい。もうちょっと和牛のパテが大きかったら…というのは、オッサンの意見で、女性にはこれくらいがちょうどイイのかもしれませんね。
嬉野紅茶はとても香りがよくて、やさしい味ですね。さが米子サンドも紅茶も全て佐賀産で美味しくて安心、レトロ館はオシャレで落ち着くし、店員さんも落ち着いた雰囲気で丁寧に接してくれて、お土産を買うにもアイテム数は佐賀市内でもトップクラスの品ぞろえ。ぜひまた立ち寄りたい場所になりました。
さがレトロ館 カフェ・バー (カフェ / 佐賀駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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