日本一の味自慢、日本一たい焼きの実力やいかに?
たい焼きに天然と養殖がある!たい焼き日本一の味を確かめに神埼市へ。
佐賀県の東となりに、神埼市という街があります。古くから開けた地域で、吉野ヶ里や勢福寺城など古代から中世にかけての歴史遺構が点在する街。
そんな神埼市に、日本一美味しいたい焼があるとの情報を受け、さっそく行ってきました。
日本一たい焼があるのは、神埼市中心部より北側を走る県道31号線沿い。城原という地域です。
田舎の郊外を走る幹線道路沿いに、日本一たい焼はありました。
日本一たい焼公式サイトによると、たい焼には「天然もの」と「養殖もの」があるそうなんです。説明によると焼くための釜が違うらしいんですよね。
養殖物は一度に6~10枚が焼ける型で、天然ものは一度に2枚しか焼けない圧力式の手焼き釜なんだとか。
まず焼きに関して、日本一のこだわりを持っているんですね。天然ものを焼くための釜で特許を持っているそうです。
店内のニューを見てみると、たい焼の種類は4種。最近は色んな味が多い中、シンプルな商品構成です。思ったより安いですね、有名になるとスグ高くなる店が多い中で良心的な価格です。
ここはやはり、たい焼の王道。スタンダード中のスタンダード、小豆あんを注文するしかありません。
「小豆あん6個下さい!」
たい焼用の「あんこ」は日本一たい焼が独自開発したものらしく、製造しているのは福岡の製菓メーカー「二鶴堂」だそうです。二鶴堂といえば、博多銘菓「博多の女」で有名な老舗メーカーですね。
生地は前日仕込み、なので生地が無くなり次第販売終了となるそうです。自慢の生地は独自ブレンドの粉に適度な空気を入れ、一晩寝かせた物を使用。撹拌の際に空気を含ませることで、食感アップ!なのだそうです。
焼きの職人さんも6級から1級まであり、定期的に技術の検定試験があるそうです。そんな厳しい拘りから生み出されたたい焼き、さっそく食べてみたいと思います。
日本一たい焼6個入りの箱。
中から一つ取り出してみました、形が見事です。さすが職人が焼いただけあります、これが天然もののたい焼きなんですぞ!
まずは、本当にしっぽまであんこが入っているのかチェック!縦に切ってみました。
手前がシッポなのですが、見事にシッポの先端まであんこが詰まっています。
それではいよいよ、日本一の味を食べてみます。
まず最初に来るのが、衣のサクッとした感覚。購入してから少し時間が経っていますが、それでもパリッとしています。
あんの味が絶妙ですね。これは旨い。
かなり味が濃い、濃厚な味で甘いんですけど、しつこくないんです。甘いけどキレが良い、確かに今まで食べた「たい焼」とは違います。
かなり甘いので普通なら1つ食べれば十分と思う所を、たて続けに2個食べてしまいました。普通、たい焼きって少し重いですよね、重量がじゃなくて甘さがヘビーなんですよ。
続けて食べるのはかなりキツイお菓子なんですが、このたい焼はシッカリした味と甘さなのに重くない。不思議ですね~。家族にも大好評で、残った4個はあっというまに無くなりました。
日本一かどうか、全てのたい焼を食べ歩いたわけじゃないのでアレですけど、今まで食べた中では一番おいしい「たい焼」なのは間違いありません。
「日本一たい焼」は佐賀の本店以外に、鹿児島から関東まで各地にチェーン展開しています。近くて見かけたら、ぜひ一度味わってみてください。
「日本一たい焼 元祖佐賀塩原店」
MAP:佐賀県神埼市神埼町城原字山崎1258 Googleマップへ
営業時間:9時~18時(売り切れ次第終了)
休日:月曜(祝日の場合は翌日休)年末年始は確認必要
日本一たい焼に関する詳細およびお問い合わせは、下記リンクから公式ページをご覧ください。
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