直売所で野菜を買うようになると、スーパーや八百屋では満足出来なくなります。新鮮、美味しい、安い!朝採れ野菜など、とにかく直売所の野菜は美味しい。普通に都市生活をしていると欲しくても買えない本物の新鮮野菜が、街のど真ん中で買えてしまうのが佐賀市にある直売所「街かど畑」です。
佐賀といえば農産物の宝庫!なんといっても、市街地を少し離れるだけで周りは広大な田園風景が広がります。直売所とは野菜を農家から仕入れるのではなく、農家が自分で持ち込んで委託販売をする場所。市場に卸す前の超新鮮な野菜たちが、この場所に集まります。隣にあるのは、佐賀牛をはじめとした特産品ショップ「季楽」
店内に入ると、目の前イッパイに広がる新鮮な農産物。トマトにフレッシュニンニク、キャベツ、ホウレンソウ、小松菜などなど、佐賀市と周辺で採れた旬の野菜が並びます。ほとんどが、当日収穫されたものというのが素晴らしい!
トマトコーナー、一袋200円や380円など、とにかく安い!さらに、安いだけでなく、少し高めの高級品種もあります。
昨今の値上がりで、すっかり高値の花となりつつある葉野菜も充実。
きました、春キャベツ1玉130円。委託販売なので、収穫日と生産者名が入って安心。
無造作に陳列されているのはニンニク。訪れたのが5月下旬だったので、ちょうどニンニクの収穫シーズン。スーパーや八百屋にある皮がパリパリになっているものでは無く、収穫したてでシットリしてヌルヌル。とにかくフレッシュなので、香りが強くて強烈な味です。これ、一網200円です。安いでしょう?これでペペロンチーノやベーコンとホウレンソウのパスタなんか作ると、ニンニクの味がガッツリきてメッチャ旨い!となること間違いなし。
佐賀といえば、農産物だけでなく海産物の宝庫でもあります。地物の新鮮な魚たちが、これでもか!と並んでいます。
コチラも朝採り、超絶新鮮。さらに、生産者というか漁師さんの名前入り。そしてトドメに安い!
魚や野菜が新鮮なのは解ったけど、結局調味料や肉を買いにスーパーに行かなきゃ…と思ったら、隣には季楽という店がありました!店内で繋がっています。店内最奥は肉屋さん、佐賀牛を始め豚、鶏肉も当然あります。そして、地物です。
調味料だってこの通り、大手メーカーでは無く地元のメーカーが中心のラインナップ。今では数少ない完全天然醸造で有名な、丸秀醤油なんかも並んでいます。
田舎暮らしが最近ブームになりつつあるようですが、東京、大阪から鳥取、徳島など都会と田舎での生活を経験した私でも、山奥の超絶ローカルサイドに移住するのは躊躇してしまいます。そこで、田舎と都会の良いとこどりを出来る場所が、地方の拠点都市なんですよ。田舎のノンビリした雰囲気と美味しい新鮮な食材たち、農業だってやろうと思えば近くに田園が広がっていますし、貸農園を利用した趣味程度の農業から本格的な農家を目指すのも自由自在。
佐賀市くらいの都市になると、繁華街や歓楽街も完備でショッピングセンターもある。交通の便も良好で、公的機関から病院、都市銀行まで何でもそろいます。
さらに良い所は、私は人と関わるのが苦手なのでどちらかというと友達も面倒くさいから作りたくないし、隣近所や町内の付き合いなんてもってのほか。そんな人間でも、必要以上に人と関わらず孤立して生きていけます。田舎的な生活を楽しみながら、変なコミュニティに巻き込まれずに済むわけですよ、これとっても重要です!もうね、都会で仕事やプライベートの人間関係に疲れた人が住むにはもってこいの場所なんです。
う~ん、やっぱ佐賀は良いな。もし田舎暮らしを考えている人がいたら、佐賀市は絶対おすすめの候補地ですよ。
また、地元の人でスーパーの野菜が高いと思ったら、ぜひこの店を覗いてみてください。産直店って、季節によってスーパーには並ばないような野菜があったりして、とっても楽しいんです。美味しそうだけど使った事が無い野菜を見つけて、スマホでチョチョイッとクックバッドあたり開いてみると、山ほどレシピが出てきます。そうやって新しい美味しさを見つける楽しさを知ると、もうスーパーでは満足できなくなりますよ。
街かど畑
営業時間:9:00~18:00
定休日:定休日 毎月第2水曜日
MAP:佐賀県佐賀市大財3丁目7番15号Googleマップへ
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