「キングダム展in佐賀」全国で2,300万部以上の発行部数を誇る人気漫画の複製原画展、佐賀県立美術館で開催中です。
中国の春秋戦国時代を舞台にした「キングダム」は、2006年から週刊少年ジャンプで掲載されている漫画です。単行本の販売部数は2,300万部以上、今年で連載10周年を迎えまだまだ人気上昇中。
そんな人気漫画、作者は佐賀基山町出身の原泰久先生。今回の展示では「キングダム」の複製原画やカラーイラスト、絵コンテの数々や、作中に登場する「王騎の矛(ほこ)」等の再現などが展示されています。
正面の入り口から入って真正面にキングダム展in佐賀のブースがあります。
向かって右へ行くと「ロマンシング佐賀原画展」へ行くことができ、正面とその向かって左側が「キングダム展in佐賀」の会場となっています。
展示室の前はお約束の物販コーナー。
こちらは複製原画。
「WA~Ooow!サムラ~イ♡」と言われそうなカッコいいシルエットのTシャツ。しかし、舞台は中国。キングダムの主人公のシルエットがあしらわれたTシャツ。
こちらは手ぬぐい。暗い部屋で壁にかかってたらビックリしそうですね。
王騎軍専用ですから、これを持てば君も一員だ!なんて言われたら、つい買ってしまうかもしれません。
パンツもありました。なかなか、商品のラインナップが渋い。
では早速、中に入っていきましょう。
そして中に入ると、ドーンと広い空間に鮮やかな絵が描かれています。
キングダムを知らない人のために簡単な説明と、漫画の舞台となっている春秋戦国時代の年表などが書かれたパネル。
シアターコーナーでは連載10周年を記念して作られた実写映像が流れています。
YouTubeに上がってたので貼っておきます。
なんというか演出が凄いです、空間を使いながら迫力と勢いのある絵が壁に書かれています。
実は私、キングダムを全く知らないんですよねw
そんな私でも、大きな勢いのある絵がドン!ドン!と書かれた展示を見ていると引き込まれていきます。
こちらが複製原画、漫画の雰囲気が良く伝わってきます。
こちらは合戦シーン、この勢いある描写は嫌でも漫画への興味をそそられますね。
そして戦友たちの熱い友情っぽいシーン。このほかにも、周りをぐるりと囲むように独特のタッチで描かれた漫画の絵が展示されています。
続いて隣の展示室へ。入り口にあったこちらは、1話が丸ごと掲載されています。キングダムを知らない人は、とりあえず読るといいですよ。
入って左手には、記念撮影のスポットが設けられていました。
フォトスポットの横にある剣。この剣は借りることができます。
コチラにはカラーの絵が展示されています。
こちらはコミックの表紙ですかね。
奥に進むと、ラフ画の展示がありあました。ここも壁に大きな絵が描かれていて、空間と絵の配置が絶妙。白い壁に書かれた大きな絵が、押し出してくるような迫力があります。
全体の構図などを決める絵コンテと、完成品が並べて展示されています。
絵コンテのアップ!
出来上がったのがコチラ。
実際に書いているところをイメージしたジオラマ。
こんな絵とか、ファンにとってはスゴイお宝なんじゃないですか?
そして最後がコチラ、漫画のキャラクターが使っている武器の再現模型です。
コミックスの試し読みコーナーも用意されていました。みなさん、夢中で読んでいますね。
いかがでしたか「キングダム展」、私はこういう実話に基づいた群雄活劇系が大好物なんですよ。中国の春秋戦国時代といえば、多くの伝説的な人物が生まれた時代です。
キングダムの舞台となる少し前、春秋時代、紀元前500年くらいといえば「孫子の兵法」の著者として有名な「孫武」が活躍した時代。キングダムの時代は春秋の後の戦国時代にあたり、秦による中華統一の物語であれば紀元前250年頃からのお話しでしょう。
日本は弥生時代で、ちょうど吉野ケ里遺跡の環濠集落ができ始めた頃にあたります。
そんな古い時代の物語が現代の漫画として蘇ったわけですが、全く古さを感じさせない面白い物語になっていると感じます。三国志しかり、やっぱり世界3第文明の一つといわれる中国の歴史はダテじゃないですね。
「キングダム展 in 佐賀」
MAP:佐賀市城内1丁目15−23 Googleマップへ
開催期間:2016年7月30日から同9月4日
営業時間:9:30から18:00
休館日:月曜日・年末※月曜日が祝休日の場合はその翌平日
詳しくは下記リンクをご覧ください。
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