とっても農産物が豊富な直売所です。
「ダムの駅しゃくなげの里」佐賀県富士町にある嘉瀬川ダムのほとりにある物産館です。
農産物の品ぞろえが充実していると評判の「ダムの駅しゃくなげの里」は、200人の地元生産者が育てた野菜などが並ぶダムの駅。佐賀最大のダム湖「富士しゃくなげ湖」のほとりにある物産館で、美しい自然の景観を楽しめます。
また、この地は佐賀の戦国時代を代表する武将の一人「神代勝利」が晩年を過ごした畑瀬城の城下、多くの戦国歴史ファンも訪れる観光スポットなんです。
今回は、そんな魅力的なダムの駅「しゃくなげの里」を紹介します。
入り口を入ってすぐのホール、訪れたのが7月だったので七夕飾りがあります。外は炎天下、クーラーが効いていてとても快適です。
壁にはダムの紹介パネルが展示されていました。嘉瀬川ダムは大きく美しいダムなので、ここでダムの事を学んでおくと見学時に楽しさが倍増するはずです。
入って左側には、レストラン「風樹」があります。今日のランチはここにしましょう!
というか、そのためにここへ来たんですけどね。
高い天井の開放的な店内、ここの客席からの眺めは素晴らしいんです。
メニューもなかなか本格派、佐賀牛ハンバーグや佐賀県産和牛を使った旨そうな霜降りのステーキがあります。
ちょっと見切れちゃいましたが・・・焼き魚にとんかつなどの定番メニューから、白身魚の野菜たっぷりあんかけや、佐賀黒毛和牛のカレーなどバリエーション豊かなメニュー。
最後はピザ、うどん・そばメニュー。山間部集落のそばは旨い!というのは、もはや定説ですね。
メニューが豊富なので、正直なににしようか迷いますね。佐賀黒毛和牛のカレーもいいし、肥前桜ポークのメンチカツも捨てがたい・・・メンチカツ大好きなんです実は。
う~んと悩んだ結果、やはり農産物が自慢の「しゃくなげの里」ですから、季節の山菜料理を少しずつ楽しめるという「四季御膳」に決定!せっかくなら、できるだけご当地のグルメを楽しみたいじゃないですか。
客席からふと窓を見ると、ダムをバッチリ見ることができる絶好のロケーション。
外を眺めたり次に行く場所をスマホでチェックしていると、やってきました「四季御膳」です。
メニューは季節によって若干変わる(当然ですね)とのこと、今回は夏という事で夏野菜系のメニュー。
これは「そうめん瓜」でしょうか?上にエビがのって、こってり系のタレがかかっています。
そうめん瓜、そのままじゃ味気ないですけど、ポン酢なんかをかけると、あっさりシャキシャキで美味しいんですよね。こちらは味噌ベースのこってりタレがのっていて、エビの風味も相まって美味しいです。
コチラはコンニャクですね。モッチリしてマッタリ旨い!スーパーのコンニャクと、田舎の手作りコンニャクは全く別物です。もうね、田舎のコンニャク食べると、味がしみ込まないスーパーのコンニャクなんて食べられれませんよ。
これは真ん中に盛り付けされているメインらしき物体・・・ん?めんたいマヨネーズ?おそらく・・・ですが、私の推測では「めんたいマヨネーズ餅」だと思います。あっさりした料理が多いので、食べごたえがあって美味しいですよ。
もうね、これは反則。揚げたて、獅子唐の天ぷら。
な~んだと思うかもしれませんが、こういう香りの強い野菜って採れたてはメチャメチャ旨いんです。私は以前、農家から野菜を直接買い付けて販売する直売店を経営していたのですが、朝とれた野菜はもう別格の旨さ。特に天ぷらなんかにすると、顕著に違いが出るんです。
都会の八百屋とかスーパーだと、収穫→集荷→輸送→市場→仲買→小売という経路で流通するので、いくら新鮮をうたい文句にした八百屋でも数日経過しているんです。野菜は収穫された後も生きていますから、その間は冷蔵庫に入っていたとしても自分の栄養を使っているんですね。
なので、現地で採れたての野菜は、味の濃さが段違いなんですよ。やっぱ、この味は産地でしか味わえません。旨いっす!
そしてトドメはこれ!ほうれん草ジュース。このジュースは日によって違うようで、私がお邪魔したときはほうれん草でした。
見た目は某野菜ジュースっぽいのですが、飲んでみると・・・甘い!そして柑橘系のさわやかな味が口の中に。うんうん、これならほうれん草が苦手な人でも飲めます。見た目と違って、とっても美味しいジュースです。
このほかにも枝豆や山菜の佃煮など、山の料理を堪能させていただきました。他ではナカナカ無いメニューですからね、やはりご当地メニューを食べるのは旅の楽しみですよ。
さて、お腹も満たされたところで、もうすこし「しゃくなげの里」を探索してみます。
レストランを出て入り口ホールを抜けると、ここから特産品の販売コーナーです。
やっぱり目を引くのは新鮮な野菜。
このネギ、根の玉になった部分がついています。スーパーじゃ見かけないですよね。
おぉッ!こちらはモロッコ豆じゃないですか。よく天ぷらにして食べたな~、これ天ぷらにして塩で食べると甘くて旨いんですよ。
野菜のほかにも佐賀の地酒が売られています。実は、佐賀って酒処なんです。古い酒蔵が、アチコチに点在しています。田舎ですからね、天山山系の清流と、広大な佐賀平野で採れる米。酒造りに適した地なんです。
コチラはご当地調味料や加工食品。酒処には、もれなく旨い醤油もついてきます。
そして自家製漬物、しいたけ佃煮とかメッチャうまそうです。
さて、こちらは米の販売コーナー。かぼちゃや玉ねぎもあります。
地元で収穫した米を、ここで精米して袋詰めしてるんです。美味しいに決まってますよね。
店内を一通り見て歩き、外に出るとダムの景観を楽しむデッキがありました。
デッキから見た嘉瀬川ダム。
先のほうに小島のようになった展望スポットがありますね、行ってみましょう。
ダム湖と山々、綺麗な場所だな~。
これが佐賀最大のダム湖。周りを山に囲まれ、とても美しい景色です。
嘉瀬川ダムは2012年完成の新しいダムなので、周辺も綺麗に整備されていてとても美しい景観が広がります。ここから少し下流へ下ると古湯温泉もあり、そのまま佐賀市中心部へ向かうにも便利な場所。
福岡市との県境近くにあるため、週末のドライブやツーリングで多くの人が訪れます。まだいった事が無いという人がいたら、ぜひ一度訪れてみてほしいですね。
「ダムの駅しゃくなげの里」
MAP:佐賀市富士町大字畑瀬1−31 Googleマップへ
営業時間
直売所:9:00から18:00
レストラン風樹:食事11:00から14:00、喫茶9:30から17:00
定休日:毎月第2水曜日
この記事は私が訪問した時のものです、現状と異なる場合がありますので事前に確認する事をおすすめします。
詳細情報、お問い合わせ、レストランメニューなどは下記リンク先サイトをご覧ください。
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