YouTubeは当たれば大きいんでしょうけど、難しいですよ。
リーマンには「YouTube」よりも「ブログ」が圧倒的にやりやすい。
実はわたくし、過去に2年ほどユーチューバーをやっていたんですが、今はブログを使って地域ポータルサイトを運営しています。で、両方やってみた者として「実際どっちが簡単?」と聞かれたら、だんぜん「ブログ」をお勧めします。ウン、ぶっちゃけブログのほうが楽でいい。
実際に私が運営しているYouTubeとブログを、この記事を書いている時点で直近のデータ2015年11月分で比較してみると以下の通りとなります。
YouTube運営期間約2年(動画本数121)
月間再生回数9,979回 収益は約1,000円/月
ブログ運営期間約8ヶ月(記事347)
月間pv数48627 収益は約7,000円/月。
内容は、同じように地域の情報を取り扱っています。YouTubeでは観光スポットや街の主要な場所を、英語訳を付けてガイドしていく動画。ブログは地域の情報を総合的に発信するブログです。
有名なプロブロガー「イケダハヤト」氏がYouTubeの収益性を調べた結果
1再生0.1〜0.5円程度という収益性を考えると、YouTube一本で食べていく「プロYouTuber」になるためには、ざっくり月間で100万回は再生回数が必要であることがわかりますね。うちは月間3,000回程度なので、夢のまた夢。ブログで稼いだ方が全然収益性いいですね…。
100万回再生なんて常人には不可能なレベルです。
さらに、ブログとYouTubeで最も違うのは運営の難易度なんです。
ブログは日々の更新がとっても簡単
専業で時間が十分にある方ならYouTubeもいいんでしょうが、私のようなリーマン(と言っても派遣社員ですが・・・)やりながら限られた時間で運営する者にとって簡単、気軽に更新できるのはとても重要なことです。
YouTubeは動画の構成を考えながら、ビデオカメラでカットごとのシーンを撮影してきます。ビデオカメラ、予備バッテリー、ハンズフリーで撮影するためにカメラを体に装着して・・・構図を考えてブレないように気を付けて、場合によっては三脚や一脚を利用したりと、撮影も大変です。さらに、それを帰ってから編集で繋ぎ合わせて完成させるんです。
ブログの場合はデジカメさえあれば、適当に気に入ったカットの写真を撮って記事に貼り付けて行くだけ。とっても簡単で、撮影に時間を掛けなくて済みます。
私にとって、考えた事を動画で表現するよりも文章にする方が圧倒的に簡単でした。
取材に行くにも、ビデオ撮るより写真撮るほうが楽なんです。とくにグルメ系のコンテンツだと「ビデオ撮らせてください」というより「写真撮って良いですか?」のほうが言いやすい。これとても重要です!
パシャッとやるだけで、簡単に記事が出来る。さらに、ブログの場合は街に出かけなくても、ネットにある情報を集めて一つの記事にしたり、この記事のように思いついたことを題材に文章を書けば出来上がり。実に簡単。
「武雄物産祭り2015」佐賀武雄の旨いもんが集結!めちゃめちゃ美味しそうなイベントです。この記事なんて、複数のFacebookページに個別アップされていたイベント情報を一つにまとめただけです。
2年間やって121本の動画しかアップできていないYouTubeと7ヶ月で300本以上の記事をアップできたブログとの比較でも明らかです。
結局、個人で何かしらメディアをやるなら収益性というのも気になるところですが、それよりも、簡単に運営できるのが継続するために重要な事なんじゃないでしょうか。
撮影に行くのは楽しいんですが、編集が大変で・・・撮ったまま長期間放置とかあたりまえだったYouTubeに対して、思いついたらパパッと記事を作成して更新できるブログのほうが私には圧倒的に楽でした。さらに、アクセスを集めるのも比較的容易で、収益性も高い。
あくまでも私にとってですが、YouTubeよりもブログのほうが断然いいですね。
ただ、なかには
動画20本、チャンネル全体での再生回数が1ヶ月1,000回で、5〜8ドル程度です。
アフィリエイトとしては、非常に効率が高いです。上手くいかないユーザーの多くは、再生回数の伸び悩み。それと、人気が維持できない事です。
という意見もあるので、一概には言えません。実際ユーチューバーの中には成功者が沢山います。
私が提供しているコンテンツは、地域活性化の為に「ローカル情報」を発信する事を目的にしています。ジャンルが異なれば違った結果になりますが、一つの参考として読んで頂ければと思います。
ただ、ブログと動画って親和性が高いと思うので、将来的に専業で取り組めるようになったらYouTubeにも改めて取り組んでみたいと思っています。
参考にどうぞ
私のYouTubeチャンネル「田舎へ行こうTV」試行錯誤した形跡が残っていますw