佐賀県庁のスグ向い、玉屋などのすぐ近くにある藤川病院。その1階に佐賀で美味しい”うどん”が食べられるという「松原うどん」があります。私が訪れた時には常連さんで店内がイッパイ、とても親切でフレンドリーな常連さんたちだったので少し話し込んでしまいました。佐賀の人からフレンドリーに接してもらったのは初めてなので、少し感激しました。そんな常連さんが集う店にハズレは無いと思い、期待しながら席が空くのを待つために周辺を散策。
松原うどんがあるのは、佐賀駅から駅前中央大通りを南へ、県庁がある佐賀城内への交差点の手前右側にある藤川病院の一階です。近くには佐賀玉屋などもある、繁華街です。
中大通り沿いには幟が、裏側の入口からは松原うどんの看板が目印。
松原うどんの外観。暖簾の向こうはカウンター席のみという、とてもシンプルな店づくり。
店に入ると、とっても親切なおかみさんが一人で店を切り盛りしています。常連さんが水を注いでくれたり、とってもアットホームでほんわかした雰囲気のお店。
メニューは壁に貼られたメニュー用紙と、同じく壁にかけられているプレートを見て注文するようです。値段がどれもリーズナブルで、具のトッピングを追加する事もできるようです。常連さんによると、カレーがとても美味しいとか。
とりあえず、美味しいと評判の”やさいうどん”を注文して待つことしばし、ドーンと出てきました。
”うどん”には”ごぼう”の天ぷらとネギ。福岡の”ごぼ天”と違い、細く切った”ごぼう”をかき揚げ風にしてあります。私は福岡出身じゃないので、こっちのごぼう天が好きですね。太いごぼう天をゴリゴリいわせながら食べるのは、少し苦手です。
残りの野菜天は、別にしたほうが良いという人がいるので、別皿にしているとの事。別皿に乗っているのは、大葉が3枚、ナス、にんじん、さつまいもです。
まず”うどん”や天ぷらの前に、出汁を一口。じわーっとくる優しい味、九州独特の甘めの味では無く、しっかりとした味の出汁にちょうど良い塩味。おばあちゃん家で食べる”うどん”のような、胃にしみ込んでくるようなダシです。薄いアッサリ系では無く、出汁をシッカリとったウマ口系の味ですね。出汁は濃いのですがシンプルなので、とても味が柔らかくて切れがいいのでしつこさがない。朝からでも、飲んだ後でもいけそうな味です。
うどんは九州というか、博多系の柔らかプ二プ二麺。だからといってノビてるブヨブヨ系では無く、ぷにぷにして柔らかいけど美味しいんです。
天ぷらは見た目以上にボリュームがあって、中年とはいえ大人の男が食べてお腹いっぱいになりました。う~ん、沁みるね~と言いたくなるような美味しいうどんと、ボリューム満点の天ぷら。これで400円は安い!
この店で印象に残ったのは、やっぱり優しい常連さんと、女将さん。私はいつも一人で佐賀をうろついているうえに、私自身がコミュ障気味なのであまり人とコミュニケーションが取れません。しかし、良い意味で遠慮なく話しかけてもらえたので、自然とコミュニケーションが取れました。不思議ですね。佐賀の人からこんなにフレンドリーに接してもらえて、とっても楽しいランチになりました。
店が狭いのと、かなり常連さんが多い店のようなので席が空いてない事もあるかもしれませんが、一度は訪れてもらいたいお店です。あと、ランチが14時で終わる店が多い佐賀で、営業時間内ならいつでも空いてるのも嬉しいですね。
松原うどん
MAP:佐賀県佐賀市松原1-2-25Googleマップへ
営業時間:お昼頃から19時ころ
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