『波佐見焼』徹底した実用主義!波佐見焼の”丼ぶり”が秀逸すぎて惚れました。

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長崎の焼き物「波佐見焼」がイイね。

「波佐見焼」徹底して庶民の実用品を作り続けた伝統の技と工夫が素晴らしい!

焼物といえば高級品というイメージがありますよね、私みたいな貧乏人はダイソー行っとけ!でお終いです。だって100均の食器も立派なんですもん。

しかし、波佐見町の波佐見焼は一味違います。近くの有田とか伊万里のようなマニアが頬ずりするような高級品ではなく、むかしから普段使いの器を大量生産してきた庶民の焼き物なんです。そんな波佐見焼から、これは凄い!と思った器を買ってきたので紹介します。

今回紹介するのは、波佐見焼の代表的な焼き物、倒れにくい茶碗「くらわんかわん」の形と機能そのままに大型化した「くらわんか丼ぶり」です。

波佐見焼どんぶり外観

普通の丼ぶりと並べてみると、すこしスリムでシュッとしたデザイン。なかなかスタイリッシュで、かっこいいんです。

見た目で大きく違うのは、丼ぶりを支える土台の部分。普通の丼は土台が小さく、外に大きく膨らんでいますよね。波佐見焼は土台が大きく、外に膨らまずに真っ直ぐ上に延びて高くなっている。この形の違いが、器の安定性に大きく影響しています。

ひっくり返してみると一目瞭然、底の接地面の大きさが全く違う。波佐見焼はテーブルに直接触れる部分、真ん中の丸い土台が大きくて重量感があるんです。

波佐見焼どんぶり底比較

実際に横の力を加えてみると、普通のどんぶりは軽く手で斜め上方向に力を加えると倒れます。

波佐見焼どんぶり普通

しかし、波佐見焼だと同じようにしても倒れません!

もちろん絶対倒れないわけではないですが、普通のどんぶりより遥かに倒れにくいんです。

波佐見焼どんぶり倒れにくい

この形は、波佐見焼独特の茶碗「くらわんか椀」に見られる形状で、今回の丼ぶりにもその技術が使われています。

くらわんか碗は、江戸時代に庶民の食器として多く使われてきた長崎の磁器です。有田焼や九谷焼きなどの器と比べると、値段もとてもリーズナブル。毎日使う食器として、とても人気があります。

絵柄はシンプル。持ちやすくて丈夫で、倒れにくいので小さなお子さんでも安心して使える、とても使いやすい茶碗です。

なぜ倒れにくいかというと、江戸時代に商人たちが船上で食事をとる際に使用した器なので、船の上で倒れないように高台が重くなっているので、安定して使えるんです。

にほんのうつわいんふぉ~【波佐見焼】どっしりとして倒れにくい茶碗「くらわんか碗」

という事なんです。船の上で倒れにくく作られたものなんですね、どうりで安定しているわけです。

ケッコウ斜めに傾斜を付けても頑張ってます。これだけ傾くと、中身がこぼれそうですけど…

波佐見焼どんぶり傾斜

重さも100均のどんぶりに比べて軽いし、子供がいる家庭や飲食店なんかで重宝しそうですね。

最近では日用品として人気が急上昇中の波佐見焼、ネットが普及して地方の名品が広く世の中で知られるようになってきました。

焼物なんて興味ないよという私でも、名前の付いた産地の焼き物を使うと少し贅沢な気分になります。今日の昼食がチキンラーメンでも、器の歴史に思いをはせながら楽しく食事ができるというものですよw

カップタイプのチキンラーメンですが、波佐見焼に移し替えるとこの通り。とっても美味しそうになりました。

波佐見焼どんぶりチキンラーメン

私が買いに行ったのは、波佐見町の物産館「くらわん館」

くらわん館

MAP:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2 Googleマップへ

参考:くらわん館公式サイト

世界各地の窯が再現されている公園もあって、楽しめる場所です。近くに行ったら、立ち寄ってみてください。

波佐見焼き物公園

長崎まで行けね~よ!

という方には、アマゾンの波佐見焼へのリンクを貼っておきます。よかったら、覗いてみてください。「くらわんか椀」だけでなく、いろいろありますよ。

Amazonで波佐見焼を見る!

 

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コウテツタクヤ編集長

投稿者プロフィール

非正規社員で非正規農家、非正規ウェブメディアの自称編集長と、もはや存在自体が非正規じゃないかと心配しながら暮らす”負け犬”ダメ中年。
起業に3回失敗しながら、全く懲りない永遠のチャレンジャー。

いつの日か、負け犬からハイエナに進化できる日を夢見ています。

大阪で生まれ、兵庫のベッドタウンで育ち、航空自衛隊に7年間勤務したのち就職。転勤族として全国を転々としながら時どき起業して失敗。その都度転職を繰り返し、気が付いたら福岡の片隅に流れ着いておりました。

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