「たろめん」というご当地グルメをご存じでしょうか。たろめんは佐賀大町町のご当地グルメで、うどん麺を生姜風味の牛骨スープで食べる珍しい麺料理。以前、大町町まで食べに行ったのですが、道の駅でインスタントタイプの「たろめん」が販売されていたので、自宅で購入して食べてみました。
ちなみに、大町町で食べた「たろめん」はこちらの写真。
紹介記事:家族庵で食べた佐賀のご当地グルメ「たろめん」は”うどん”のような不思議な食べ物。
パッケージはかなり派手、写真を見る限りチャンポンのように見えますが、スープのベースが牛骨なので味は全く別物です。
パッケージの裏には必要な材料と作り方の説明がのっていますが、この通り作ろうと思うと材料が大変ですね。
パッケージの中身はこんな感じで、乾麺タイプの”うどん”とスープの素が入っています。
さっそく作ってみようと思うのですが、パッケージ裏に書かれている必要材料がハードル高すぎ!
必要材料:豚肉、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、キクラゲ、エビが3尾
この材料を揃えるために買い出しに行くのも面倒なので、とりあえず家にあるもので作ってみる事にします。
揃えた材料:豚細切れ肉、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、ニンニク
パッケージに生姜風味と書かれていたので、牛骨スープと生姜にニンニクが合うだろうとの事で1片入れてみます。
では、材料を適当にカットしたところで調理開始!最初にフライパンに油、ニンニク、玉ねぎ、ニンジンを入れ弱めの火でじっくり炒めます。
ニンニクや玉ねぎの香りが出てきたところで、肉とキャベツを投入。火力をあげて炒めます。
ここで塩コショウをしたかったのですが、付属しているスープの素がどんな味なのかわからないのでやめときました。
具を炒めている間に隣のコンロで湯を沸かし、乾麺のうどんを茹でます。
具を炒めたら300ccの水を入れ、スープの素も投入。付属しているスープの素は粉末ではなく、濃縮スープタイプです。パッケージには「湯とスープの素とを事前に混ぜておき、よく混ぜたスープを入れる」と書かれていますが、別々に入れても全く問題ありませんでした。
水から入れたため、スープを溶かすためにかき混ぜながら少し煮込みます。ひと煮たちしたら、茹でて水を切った麺を投入。
麺をいれて、再度ひと煮たちしたら完成です。器に盛り付けて、あとは食べるだけです。生姜の香りが漂ってきて、とっても美味しそうです。
早速いただいてみると、癒されウマい~!じわーっとくる優しい味です。生姜の香りが効いていて、さらに豚や鶏とは違うクセのないアッサリ系スープ。
キレが良く、豚のような臭みも無く、アッサリしているけど牛骨の旨みがシッカリとしたコクのある味。
思いつきでニンニクを入れてみたのですが、生姜と牛にも相性ピッタリです。ときどきニンニクの香りが混ざって、とても美味しいスープになってます。
麺は平べったくてツルッとした、のど越し最高の乾麺タイプのうどん。コクのあるスープには、太い麺が合いますね。
実際に現地のレストランで「たろめん」を食べているのですが、このインスタント麺は現地の味そのままですね。スープも麺も、全く遜色有りません。それくらいに完成度の高いインスタント麺でした。
今回はいろんな具を入れて作ってみたのですが、この「インスタントたろめん」は、何も入れずに作っても美味しいと思います。具を入れずに作って、黒コショウでもパパッとかけると違った美味しさで味わえるはず!です。
「たろめん インスタントタイプ」
佐賀市から西へ30分ほどの所にある「おおまち情報プラザ ひじりの里」内で販売されています。ひじりの里には食堂があり、本場の「たろめん」を食べることも出来ます。
おおまち情報プラザ ひじりのさと MAP:佐賀県杵島郡大町町福母297−4
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