佐賀で美味しいランチを食べられる定食屋さんを発見しました！2015年7月にオープンした、おふくろの味を売りにした手作りの定食が食べられるお店「好々爺」です。

このお店は高齢者雇用促進事業として始められたお店で、場所は国道34号線北部バイパスを佐賀中心部から西へ、嘉瀬川にかかる橋の手前にある「嘉瀬大橋東」交差点のところ。600円の刺身定食で有名な、四季彩さんの隣です。

お店の外観は、いかにもな定食屋さん。看板の文字などは、お店の協力者さんが書いてくれたものだそうです。

店内はとても清潔感があって、とってもシンプル。天井には蛍光灯の光を和らげるために、手作りで色を付けた障子紙が使われ、優しい雰囲気になっています。壁には和手ぬぐいを額に入れて飾ってあり、この額も協力者の方が中に入れる手ぬぐいに合わせてカラーリングして作ってくださったとか。

一番奥の座席にはおばちゃん達が手作りした、カラフルでフワフワな座布団が敷かれています。

お店のメニューはコチラ。日替わり御膳、手作り餃子御膳、春まき御膳がメイン。ギョウザと春まきは単品注文可、ちょっとしたスイーツと好々爺饅頭があります。御膳は各650円（日曜、祭日は700円）と、かなりリーズナブルです。

私が訪れた時の日替わり御膳は「サバの竜田揚げ」と「にくじゃがコロッケ御膳」になっていて、迷った挙句「サバの竜田揚げ」にしました。肉じゃがコロッケも、かなり心を惹かれたんですけどね。

壁に貼られた手作り餃子のポップ、とても美味しそうなので単品で注文してみました。

まずは日替わりの「サバ竜田揚げ御膳」が運ばれてきました。とにかく料理は全て手作り、おばちゃん達が作る家庭料理の味付けです。何気なく出されたお茶が、小さなポットに入っていてカワイイですね。

まずは味噌汁をズズッと飲んでみると「沁みる～～！」という感じですね、優しい角のない味、塩気などは少な目ですが出汁がシッカリしているので美味しいです。豆腐にトマトなどを刻んで載せた冷奴や、ナスが旨い！本当にすべてが手作りの味で、優しい美味しさ。竜田揚げに付いている天ぷらはスナップエンドウでしょうか？鞘ごと食べる豆の天ぷらが、何もかけなくても甘くておいしいんです。さすが佐賀の野菜、旨みが凝縮されていて抜群に美味しいですね。

メインの竜田揚は、濃い目の味が付いているのに魚の味もしっかり感じられます。とにかく全ての味が優しくて美味しい、尖ったところがなく飽きがこない味付けですね。たまに食べる美味しい物ではなく、毎日食べる家庭料理の味付けです。

お米の炊き方も美味しくて、さすがベテランの味ですね。そんな優しい味の料理を食べていると、やってきました手作り餃子。湯呑を隣に置いてみたのですが、写真で大きさがイメージできますかね。かなり大きめの、ボリューム感たっぷりの餃子です。

最近はやりの薄皮タイプでは無く、モッチリとした皮を使ったギョウザ。中の具もボリュームがあって、旨みがギュッとつまっています。ギョウザに限らず全ての料理がとっても丁寧に作られていて、とっても優しい味で美味しいです。

定食とギョウザでお腹イッパイになったので今回は食べれませんでしたが、好々爺饅頭の「特選肉まん」がとっても気になります。テイクアウトも出来るとの事なので、近くに行ったらぜひ食べてみたい！

私は過去に10年ほど単身赴任をしていたのですが、そういう時にこんなお店と出会ったら通い詰めてしまいそうです。それくらいに、手作りの美味しさがクセになりそうなお店です。価格も御膳は650円（日曜、祭日は700円）とリーズナブルで、ご飯も一杯までお替りできるのでボリュームも十分。お店のスタッフも商売っ気がないというか、良い意味で素朴なおばちゃん達。

料理も店の雰囲気もスタッフも、癒し効果抜群の優しい定食屋さん。こういうお店に行くと、なんかホッとして自然と笑顔になってしまいます。

普段外食が多い人なんかには、かなりおススメのお店です。ランチをどこで食べようか迷ったら、ぜひ立ち寄ってもらいたいお店ですね。

「おふくろの味　好々爺」

MAP:佐賀県佐賀市鍋島町大字森田2580-3Googleマップへ

営業時間：ランチ11:00－15：00　甘味処11:00－17:00

定休日：火曜日

この記事はわたしが訪問した時のものです、現状と異なる場合がありますので事前に確認することをおすすめします。