武雄温泉の温泉宿や、武雄温泉の楼門あたりは有名なのですが、温泉街といわれるとどうなんだろう?という事で、温泉街にある商店街を歩いてきました。
有名な楼門から真っ直ぐ南へ続く道と、この道と途中で交差する東西の通り(旧長崎街道)が温泉街の様です。ちなみに、写真右手の旅館は、宮本武蔵が島原の乱参戦後に宿泊した事で有名な旅館「東洋館」元脇本陣
武雄温泉から南へ続く、温泉正面ともいえる商店街。時間的に開いている店は少ないようですが、温泉街らしいお店もチラホラあります。
楼門から少し行ったところにあるオシャレっぽいワインバー、当然ながらまだ開いてません。
オジサン達が大好きそうなお店もありそうですよ。
いかにもな雰囲気を持つ物産店、観光案内もやっているそうです。
続いて、東西の通りにある商店街へ。こちらは地元の人向けの店が並ぶ商店街ですね。
この通りは旧長崎街道だったらしく、長崎街道を記念する公園があります。
この公園の公衆電話が秀逸!なぜか公衆電話を見て懐かしと思ってしまいました。
「武雄バーガー」という看板を見つけたので「食べて帰らねば!」と近寄ってみると、残念ながら閉まっていました。かなり評判の良いお店なので、食べたかったですね。
武雄バーガー紹介記事「ロケットニュース」
【武雄市グルメ】ご当地バーガー『武雄バーガー』は本当に美味しいのか実際に食べてみた / 疑ってごめんウマすぎるわ
以上、武雄温泉の近くにある商店街を歩いて見ました。温泉旅行って、皆さんどんなイメージをもっているのでしょうか。私は温泉旅館に泊まって、美味しい料理食べてというのをイメージするのですが、そうすると一泊2食付で1万数千円から数万円かかるんですね。
今のご時世、そんな旅行出来ません。私のような一般貧民が増え続けている昨今、温泉旅行で数万円使えるような人たちの需要はもう天井だと思うんですよ。しかし、貧乏でも温泉は好きな人って沢山いるんです。
これから温泉地として観光客を呼べる場所というのは、一泊2,000円くらいで泊まれる簡易宿泊所を備えていて温泉街で食事などを楽しみ、温泉は大衆浴場的なところや温泉旅館の温泉だけを利用するような旅行に対応できる場所じゃないでしょうか。
京都なんて一泊2000円くらいのゲストハウスが激増していて、全国的にも増えていってますよね。かつてバックパッカー的な外人が利用していたような簡易宿泊所を、最近は日本の若者がよく利用しています。
食事や散策を楽しむために、宿泊費は寝るだけでオッケー!激安にしたい。
そういう旅行のしかたに武雄は対応しやすい街だと思います。武雄温泉の大衆浴場は様々なスタイルで楽しめるようになっていますし、商店街もあります。温泉に新たな客層を呼ぼうとするのであれば、これからは簡易宿泊所と温泉街が連携して”街”で楽しんでもらえるような取り組みが必要じゃないかと思う今日この頃です。
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