佐賀駅から少し西のほうににある鍋島駅の近くにある、昔ながらのうどん屋「麺処いっしん」。ここに佐賀のご当地グルメで、いかにもなB級グルメがあると聞いてランチで食べてきました。佐賀のB級グルメといえばシシリアンライスが有名です、が、今回の料理は正真正銘のB級グルメ、その名も「ちゃんWooめん」だっ!と、思わず力んだところで、紹介ドン。
店の外観はいたってシンプル、どこにでもあるうどん屋です。
昔から地域に愛されてきた事がうかがえる、古さを感じさせつつも清潔で落ち着きのある店内。
壁際の本棚にはマンガがイッパイ、田舎の定食屋の定番です。私を含め、多くの労働者の憩いの場として親しまれてきたのでしょう。張り紙にはうどんの麺を、細麺と太麺から選べると書いてあります。これは珍しいかも?
コチラは入口入ってスグ、カウンターの上に掲示されているメニューの一部。数あるうどんメニューの中で、異彩を放つのが「ちゃんWooめん」全体的に価格はリーズナブルですね。「ちゃんWooめん」とは、ちゃんぽん麺を和風のあんかけで食べると某大手まとめサイトで下調べをしていたので、迷わず今日のお目当てである「ちゃんWooめん」を注文。
単品670円、ライス付きで770円との事ですが、とりあえず単品で。
どーん!と出てきました「ちゃんWooめん」みるからにボリューム満点です。中に入っている具は海老、牛肉、しいたけ、練り物系などかなり豪華。味付けは和風あんかけに、ゴマ油の風味が少し。チンゲン菜も入っていたので、チョッピリ中華風のテイストが混ざった和中折衷という感じでした。
とにかくあんかけと具が多くて、麺を発掘するのに一苦労。熱々のあんかけをフーフーしながら麺を食べていくのですが、本当にボリューム満点。味はシッカリしているのですが、あと味スッキリで嫌味のない味つけは普通に美味しいです。もっちりとした太麺のチャンポン麺は、こういったあんかけのコッテリした味にも良く合います。強いて似た料理をあげるなら、味付けは全然違いますが”長崎の太麺皿うどん”のような感じです。
特に牛肉とチンゲン菜は、良いアクセントになっていてとても美味しかった!
「お好みでかけてください」と出されたラー油との相性も抜群!全く洗練されてなくて、垢抜けたところが微塵もないくせに普通に美味い、これこそ正統派のB級グルメでしょう。
メニューの上にはご飯を入れると雑炊風になって二度楽しめるとありますが、さすがにご飯までは無理でした。
口コミサイトによると、こちらの”うどん”はカツオ出汁が効いていて美味しいとあったので、次回また訪れる機会があったら普通のうどんも食べてみたいですね。昔懐かしい、うどん定食が楽しめそうな雰囲気です。
しかし、この「ちゃんWooめん」ですが、ググっても殆ど情報が出てきません。これほど見事なB級臭をさせているにもかかわらず、あまり注目を集めていないようです。そこがまた、正統派B級グルメっぽくてイイですよね。
麺処いっしん
麺処いっしん (うどん / 鍋島駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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