佐賀市三瀬にある貸切り利用可能な古民家「やまびこ交流館」見学のみなら無料。
福岡市と境を接する佐賀市三瀬村、都市近郊の山里として人気の観光地。福岡市内から佐賀市内へと抜ける国道263号線を中心に、三瀬そば街道などグルメストリートや直売所、体験牧場・農園などが立ち並びます。近場の田舎、三瀬にある「やまびこ交流館」は昭和5年に建てられた古民家を移築復元した交流施設で、田舎を手軽に体験できる合宿や宿泊など貸切り利用できる古民家。
敷地内の広場には遊具も設置され、子連れで楽しめる古民家。
やまびこ交流館のすぐ目の前には「三瀬温泉やまびこの湯」があるので、温泉を楽しむことも出来ます。
さらに三瀬温泉には直売所も併設、ここで新鮮な地元の野菜を購入してバーベキュー!なんて楽しみ方も出来ます。田舎で目いっぱい遊んで温泉を楽しみ、バーベキューでお腹を満たして古民家に泊まる。福岡市内にある我が家から20分ほどの距離にこんな場所があるんです、近場の田舎でめいっぱい田舎体験。贅沢ですねぇ。
交流館の敷地内にある東屋。いいですね、バーベキューしながらここで一休みできます。
やまびこ交流館に建つ蔵。明治40年(1907年)に建てられたものを移築復元したものです。
蔵の横に建物の説明が書かれてた看板がありました。
母屋は昭和5年に建てられた住宅で、道路工事により取り壊しとなるところを当時の三瀬村(現佐賀市)が譲り受けて現在地に移築復元。江戸から明治、昭和へと建築様式が移り変わっていく過渡期の建物だとか。当時としてはかなり大きな農家の居宅です。
利用者がいないときは無料で一般公開されているので、中へと入ってみました。
入ってすぐ板の間があり「いろり」が設置されています、土間を奥まで行くと「かまど」もありますね。まだまだ現役で使われている設備です。
ここで米を炊いて味噌汁を作り、おかずは外でバーベキューなんてことも出来ます。三瀬には美味しい米とご当地味噌がありますからね、米も味噌も野菜も温泉の直売所でご当地食材を調達可能です。
すぐ横の部屋には現代的なシンクがあるので、調理や下ごしらえも安心。
座敷は3部屋続いています、けっこうな広さ。
最初の座敷、横にはシンクを備えた台所と奥にも部屋が一つあります。
一番奥の座敷から入り口方向へ。
鴨居にかかってるコレ、なかなか厳つい棒状の武器がかかってますよ。これは「袖搦み(そでがらみ)」という武器ですね。
江戸時代に罪人などを捕らえる時に使われたもので、先のほうにある棘を衣服の袖や裾に絡ませて引き倒す道具として使われました。大きな屋敷を構える農家ですから、村の中で警察的な役割も担っていたのかもしれません。
一番奥の仏間。
縁側で日向ぼっこしたりスイカを食べたりできます、こんな長い縁側がある家っていいですよね。
奥には階段が、二階にも部屋があるようです。
二階の部屋も結構広い。
二階からの眺め。
一通り屋内を見学して外へ。
こうやって見ると家の大きさが良く分かります。
さらに家の奥にはこんな広場もありました。
お風呂だってほら、歩いてすぐ三瀬温泉があります。交流館の前の道路から屋根が見えています。
福岡から1時間圏内にある貸切り古民家、周りはとっても静かな大自然、職場や家族、地域の懇親会などで利用するには最適な場所ですよね。
普段は一般公開されていて、見学だけなら無料。
施設を利用するには下記の料金が発生します。
会議室使用料
4時間未満1時間あたり1,020円
4時間以上7時間未満5,100円
7時間以上12時間未満8,160円
12時間を超える場合は、使用時間に1,020円乗じて得た額に3分の2を乗じて得た額(100円未満切捨て)
炊事場使用料
4時間未満1,020円
4時間以上7時間未満2,040円
7時間以上4,080円
※プロパンガス使用料については、実費を徴収します。
※1時間に満たない端数時間は、1時間として計算します。
そういえば自衛隊の頃はしょっちゅうバーベキューやらキャンプやら楽しんでたのに、最近は独りぼっちなのでやる機会がない。独りバーベキュー・・・には豪華すぎる施設ですね。
「やまびこ交流館」
MAP:佐賀市三瀬村藤原3890-1⇒ Googleマップへ
開館時間:10:00から17:00
休館日:第二水曜日、年末年始
※この記事は私が訪れたときのものです、料金や営業時間など現状と異なる場合があります。ご利用にあたっては、最新情報などを事前にご確認ください。
佐賀市公式サイト「やまびこ交流館」⇒https://www.city.saga.lg.jp/main/847.html
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