米粉の麺もですがダシが旨い田舎うどんです。
佐賀三瀬にある米粉製麺場直営の農家屋台「いい麺亭」米粉うどんは、のど越し最高でした。
佐賀県佐賀市三瀬村といえば、福岡市と境を接する佐賀市最北端の地。福岡市から近い田舎として人気が高く、福岡市内からの観光客も絶えない高地の山里です。そんな三瀬村で作られた米から精製された「米粉100%」の麺を味わえる店があると聞いたので、さっそく食べに行ってきました。
今回紹介するのは「農家屋台いい麺亭」小麦を一切使用していない麺なので、小麦粉アレルギーの方からも支持されている自然派食堂です。
場所は福岡市内から国道263号線を真っ直ぐ、三瀬峠を越えてさらに先。佐賀市三瀬支所の向かい側にありました。
中に入ると「農家屋台」というだけあって、田舎らしい素朴な雰囲気の店内。テーブル席が並んでいました。
飲食スペースだけでなく、三瀬村農園ブランドの商品が販売されています。
米粉うどんや米粉そば、米粉パスタも売られています。
メニューは壁に掲示されています。お得なセットもあるのですが、鶏肉が美味しそうだったので「みつせ鶏うどん」と米粉コロッケを注文。
ちなみに、セットはこちらです。米粉うどん、おにぎり、米粉コロッケ、野菜天ぷらで500円ですから、かなり安いですよね。
う~ん、やっぱ定食にするべきだったかな~などと考えていると、やってきました「みつせ鶏うどん」と米粉コロッケ。
「みつせ鶏うどん」500円です。スープを飲んでみると、最初にクッと昆布の出汁が強めに感じられます。しっかりとした喰い味系のダシ、クッと来てジワ~っと沁みて行く感じでとっても美味しいです。鶏肉のコクがさらに深い味にしてくれます。
中に入っている鶏肉はモモ肉でしょうか、プリプリでうま味タップリ。いい脂が旨みとして出ていますね。
米粉麺は、普通のうどんよりも若干細い感じ。佐賀でいうところの「細麺うどん」ですね。小麦のうどんと比べてみると、歯ごたえがシッカリあってプリッとしたコシのある麺。麺自体も美味しいです。
圧倒的に小麦粉の麺より良いのは「のど越し」ですね、うどんはほとんど噛まずに「のど越し」を楽しむ派なので、これはイイ!美味しいです。
続いて、米粉コロッケを食べてみます。表面に米粉が”あられ”のようにまぶしてありますね。
あられのように見えるのは、米の「ぽん菓子」だそうです。昔は砂糖と米を持っていけば、菓子屋のおっちゃんが50円でぽん菓子を作ってくれたんですよね。懐かしいな~。
このぽん菓子が、揚げるとあられのようになっています。サクサクというより、カリカリという感じですね。
半分に割ってみると、中は真っ白。ホクホクとして優しい味。いわゆる滋味系の味で、コレというエッジの効いた味付けではありませんが、素材の優しい味がジワッときます。
このコロッケ、小麦粉も玉子も乳製品も使っていないとの事。
米粉麺といえばビーフンくらいしか知らなかったのですが、うどんにしても美味しいんですね。いい麺亭は佐賀市三瀬の農業生産法人「有限会社 アサヒ・アグリ佐賀」が運営する飲食店。
素材となる農作物の生産から、加工、商品化、調理まで一貫して行っているために安心して食べる事が出来ます。
多くの人から高い評価を得ている三瀬の農家屋台、優しい味の自然派レストランが好きなら絶対おススメです。
「農家屋台いい麺亭」
MAP:佐賀市三瀬村三瀬2768−8
営業時間:10:30~16:00 LO15:30
定休日:火曜日(降雪時休業)
詳細情報、お問い合わせなどは下記リンクから公式サイトをご覧ください。
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