ラムサール条約認定証なんて、始めてみました。
東よか公園内に干潟の情報を発信するガイダンスルームがオープンしていました。
生態系を守るうえで重要な役割を果す湿地を保存するための国際条約、ラムサール条約の認定干潟となっている東よか干潟。佐賀市東与賀にある干潟の周辺は、東よか公園として整備されて市民の憩いの場になっています。
そんな公園の中に東よか干潟を多くの人に知ってもらい、干潟保護の取り組みを紹介するガイダンスルームがオープンしました。
古民家風の「東よか干潟ガイダンスルーム」
施設内ではパネルや映像を使って、東よか干潟の紹介がなされています。
東よか干潟がある有明海を代表する生き物、ムツゴロウ、ワラスボ、シオマネキをあしらったタペストリー。後ろには、シチメンソウもありますね。
デフォルメされたイラストがかわいいです、家に欲しいな。どこかに売ってないんですかね。
海の紅葉「シチメンソウ」の自生地として、日本最大の面積を誇る東よか干潟。有明海干拓の歴史や、干潟の生き物などを紹介するパネルが展示されています。
戦国末期や江戸時代頃に書かれた佐賀市の海岸線の絵図と、干潟干拓の歴史が紹介がされています。
東よか干潟の特徴が紹介されています。シギ・シチドリ類の飛来数日本一や、干満差日本一など日本有数の干潟である事が分かりますね。
特にシチメンソウによる海の紅葉は美しく、例年11月中旬ごろから見頃になります。
東よか干潟で紅葉するシチメンソウ
干潟の生態系や干潟での漁などを、映像で見る事が出来ます。
そしてこちらが「ラムサール条約」の認定証。国際条約の認定証なんて、こんな場所でもなければまず目にする事がないですよね。イイものを見せて頂きました。
外には観光地のお約束、記念撮影用にこんなものがありました。
東よか干潟という名前は、佐賀市東与賀の地名から来てるんです。私はてっきり「よか」とは「良い」の九州弁と思っていましたw
東にある良い干潟という意味かと・・・しかし、地名が東与賀(ひがしよか)だったんですね。
佐賀に来て思うのは、有明海の景色は雄大で素晴らしいな~ということ。全国北関東、首都圏、近畿、山陰、山陽、四国、九州と16の県に転勤し、出張も含めれば30県近く行ってるとおもうのですが、他では殆ど見たことが無い風景です。
唐津方面のような海岸線なんて日本中に掃いて捨てるほどありますが、有明海だけは本当に独特の風景です。佐賀の人は身近すぎて何とも思わないかもしれませんが、他の地域から来た人は広大な干潟を見ると驚くと思いますよ。
身近すぎるからこそ、こういう場所を訪れて干潟に関心を持つことが大切なんでしょう。これからも皆で干潟を守り、この独特の風景を維持してもらいたいと思います。
「東よか干潟ガイダンスルーム」
MAP:佐賀県佐賀市東与賀町大字下古賀(東よか公園内) Googleマップへ
開館時間:9:00から17:00
休館日:月曜日
入場無料
参考:東よか公園ナビ
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