佐賀市の繁華街として古くから栄えていた呉服元町に残る、レトロな市場「中央マーケット」に行ってきました。規模は小さい物の、一歩中に踏み込んでみると昭和40年代にタイムスリップしたかのようなレトロな空間が広がっています。なんかね、こういう場所でなぜか安心してしまって、オッサンになったの実感してしまう…やっぱノスタルジックですよ（涙

▲入口から来てます！きてますよ、この昭和臭。自転車とカブのようなバイクが良い雰囲気を出しています。もう少し自転車が年代ものなら良かったのに、残念！と勝手な事を考えていますが、昭和です昭和！私も昭和の時代から平成へと時を越えてきたんだなと、SF小説じゃないですけど、やっぱこういう場所は一種のトワイライトゾーン的な楽しさがありますね。

中に入っていくと、持ち帰り餃子の専門店。どうですか、このレトロ感！堪らなくノスタルジックです。

テイクアウト餃子の前から入口を写してみました、ベンチの座布団が良い味出してますね。左手の食料品店もナカナカですよ。

このお惣菜、思わず「いただきます」と言いそうになりますが、陳列のレイアウトといい、背景といい、照明といい、まあアレですよ。アレ！

アレってなんやねん！とツッコミ来そうですけど、まあ…アレですわ。

このレトロ感満載の通路と、肉の名店として名高い佐賀牛のお店。ソファーとクッションが絶妙なアクセント。

佐賀市内でも美味しいと評判の餃子レストラン「ぎょうざ屋」です、名前そのまんまなのでなにが売りの店かわかり易くてイイね！

ここにも惣菜が売られています、喫茶店の厨房の横に設けられたテイクアウトスペース。定食の小鉢に使用しているメニューを販売しているとの事です。

中央マーケットは、隣の筋へ通り抜ける事が出来ます。反対側の入口から市場内を撮影。普段はこの右手にあるレトロな喫茶店の看板が良い味だしているのですが、今日は出ていませんね。

この中央マーケット不動産屋さんの空き店舗情報をみると、建物は昭和46年に建てられたようですね。佐賀市でも中心市街地の空洞化は深刻な問題となっていて、かつて賑わったであろう繁華街も閑散としています。しかし、最近は少しずつ新しい店が増えつつあり、活性化に取り組む人たちの努力の甲斐あって若者が集まる街へと変化の兆しをみせています。この界隈が賑わいを取り戻せるように、当サイトでも応援していきたいですね。

中央マーケット

MAP: 佐賀県佐賀市呉服元町２−２