たった10分の手間で直売所に出したジャガイモがほぼ完売。
ダメだと思っていても聞いてみるものというか、他の生産者がどうやって売っているのかよく見るべきですね。ということで、先日の記事でジャガイモが全く売れないと嘆いていたわけですが、ちょっとひと手間でほぼ完売。となりのジャガイモが殆ど残っていて、私のジャガイモが激売れしている。
ハッキリ言って、売れてないジャガイモの方が大きくて立派なのに不思議ですねぇ。
ということで、こちらが毎週出してる直売所、福岡市農協の「じょうもんさん入部市場」です。
出品するときは朝8時から8時半くらいに持ってきて、場所取りをしてプライスのシールを張ります。
そのまま放置して回収に行くのは17時半頃。18時までやってるので、ギリギリまで粘ってもいいんですけどね。今日は秘密兵器を投入したので、売れ行きがどうなってるか心配になって17時半にピタッと回収に行きました。
ドキドキしながら店内に入ると・・・おぉっ、売れてるっ!
15袋持ってきて、残り1という快挙。いやね、全く売れないとか、前日は4袋しかうれないとかでしたから感動ですよ。
隣も同じキタアカリ。しかも、大きさでは断然となりが上。しかし!私のジャガイモが激売れ、その理由は一目瞭然。そう、POPを付けたのです。
農協の直売所だからダメだと思っていたら、周りは一杯つけてるんですよ。他がやってるならダメな理由はなかろうよと、早速POPを作りました。それがコレ。
私は基本的に貧乏なので、オフィスソフトなんて持ってません。とうぜんDTPソフトやデザインソフトも、有料のものはありません。
使ったのは「Inkscape」というフリーソフト。アレコレ凝った事をやってもしょうがないので、とりあえずパパっと10分ほどで完成。
あ、貧乏なのでプリンターも持ってませんよ。てか、いまどき紙なんて使うことないから個人レベルだと必要ない?ですよね。安いインクジェットプリンターなんて印刷が汚すぎて、店頭用のPOPに写真を使えません。白黒印刷以外で実用性皆無。白黒やるならモノクロレーザーの方がきれいで速いし安い。
という事で、ネットプリントの登場。使ったサイトはココ。
ローソンとファミマでプリントできるから便利なんです。それも高級なレーザーカラープリンターですから、画質もメッチャ綺麗!コンビニのプリンター恐るべし・・・
あとはプリントしたPOPをA4のカードケースに入れて、ダイソーで買って来た紙のボックスを切って張り付けただけ。ほんと簡単お手軽。
そんな簡単なことをしただけで、1個を残して14個販売することが出来ました。
私たちのジャガイモ、とにかく売りは農薬も化学肥料も使わずに育てたこと。いわゆる有機無農薬のジャガイモ。それと、男爵と比べて芽の所が赤くなる品種の特徴を、ちゃんと知ってもらう事。水源の森という綺麗な湧き水が染み出している畑で栽培したという事。これを伝えるPOPをつける。
ほんのちょっとの手間でここまで変わるとは・・・あとはやっぱり自分で売りに行きたいですよね。POPよりも対面で話すのが一番。だけどね、売りに行くには野菜の種類が少なすぎる。少量多品種栽培とか難易度高すぎて、副業でやってる農家には不可能。というか、専業でやっても無理かもしれない。
そこでいつも思うのが、佐賀の野菜を現金仕入れさせてくれる直売所とかあれば、自分の野菜と一緒に売りに行けるんだけどなぁということ。
直売所に野菜を出してる農家さんに協力してもらって、私が買う分だけまとめ買い価格で少し安くしてもらい直売所のレジを通して買う。
お金がないので他の仕事をしながらになるため毎日は無理ですが、マルシェイベント狙いで週末だけとか、曜日を決めて駐車場などを借りて朝市やるか。その時だけ少し多めに持ってきて貰うとか。それをこのサイトの企画として連動させる。
まだまだザックリした考えなので、スグにという訳ではないんですけど。私も今の仕事が忙しいし来年からとかね、なんとか始められないかなと。まあ負け犬のオッサンが考える事ですから、ロクな事じゃありません。ダメでもともと、チャレンジしてみようと思います。副業で農業やって、農協の直売所で売るだけじゃとてもやっていけません。いずれにしても、これから農業を頑張っていく為にも売る事を考えなきゃいけないんですよ。そんな中で一つの可能性として、取り組んでみようと思います。
最新情報をお届けします
Twitter で佐賀ポータルをフォローしよう!
Follow @SagaPortalCopyright © 佐賀ポータル All rights reserved.