”釜たまうどん”に最適!激ウマな醤油を発見「鰹だし醤油 濃口」佐賀の佐星醤油
佐賀に行くようになって思うんですけど、ここ最近の地方オリジナル調味料の充実ぶりがハンパ無いですよね。せっかく田舎に住んでるのに、全国どこでも買えるような調味料を使っているなんてもったいなさ過ぎます。
特に九州は醤油がとても充実していて、各地域ごとにご当地醤油蔵があったりします。佐賀市はその中でも激戦区で、24万人の街に3つの醤油蔵があり、隣の市や隣の隣とか入れるとご当地醤油だらけになっています。
そんな醤油激戦区の佐賀から今回紹介するのは、佐賀市内の中心部に工場を持つ老舗の醤油蔵「佐星醤油」の「鰹だし醤油 濃い口」です。
佐星醤油は明治30年創業という老舗醤油蔵、100年以上の歴史で受け継がれた伝統の味を守り続けています。佐賀のメインストリートである中央大通りに面して昭和6年頃に建てられた社屋がイイ味だしてるので、ご存じの方も多いと思いのではないでしょうか。
入口から入ってみるとすぐ左手に事務所があり、各種醤油を直接買う事が出来ます。
生醤油を作っているということで買おうと思ったのですが、賞味期限が極端に短いために常には置いてないとの事。今回訪れた際には、在庫がありませんでした。
家の醤油はまだ十分あったので、何を買おうか迷った結果「鰹だし醤油」の濃い口300mlを買ってきました。
ラベルには簡単な使い方が書かれています。5~6倍で煮物に使えるんですね、九州の濃い口しょうゆは「煮物」とか「炊き込みご飯」などに使うと抜群に美味しいんです。全国で流通している大手メーカーの醤油と違って、少し甘くて旨みが強く独特の風味がコクのある深い味を作ってくれるんですよ。
レビューするにあたって何を作ろうかと冷蔵庫を物色していると、冷凍うどんを発見!という事で、釜玉うどんを作くる事にしました。ただの釜玉にしても面白くないので、我が家に常備されている温泉卵マシーンで温泉たまごを作り、無駄なひと手間を加えて「釜温玉うどん」を作成。
事前に鰹だし醤油を一口味見してみると、深くて濃い風味豊かでコクのある九州醤油に、ガッツリ鰹が効いていて激ウマです。これは最強の”うどん”醤油かもしれないと、胸をドキワクさせながらイッチョいきまっせ~!
少しくらいかけすぎても問題なさそうな味だったので、ストレートで多めにかけてみます。
醤油の風味がイイですね、一口食べると…ぬォォォォつ旨い!これは、ツルツルシコシコの冷凍うどんとの相性がバッチリ!です。
香川県の高松市に住んでいたこともあり、地元採用の当時の部下に案内させながら本場の讃岐うどんを食べまくってきた私ですが、この釜玉は美味い!
うどんは冷凍うどんなので麺はアッサリして味気ないのですが、醤油が圧倒的に美味しいので逆に相性が良いようです。これは、最強の「家庭用釜玉うどんの醤油」ですよ!
今回は釜玉用に薄めずストレートで使っていますが、冷凍うどんに天かすとネギ、すりおろした生姜と温玉をのせ、この鰹だし醤油を薄めて使えば完璧な「温玉ぶっかけうどん」になりますね。コクがあって風味が良くて、上品でクドくない。
うどん以外にも、カレイなど淡白な魚をこの醤油で煮付けにすると抜群に美味しくなりそうです。
酒も砂糖もみりんも必要なく、これ一本で簡単にプロのような味が出せる優れものの醤油です。時間が無い方は、とっても重宝すると思いますよ。
という事で、今回は佐賀佐星醤油の「鰹だし醤油 濃い口」を紹介しました。購入した際に「鰹だし醤油 薄口」のサンプルを貰ったので、次回は薄口のレポートもしてみたいですね。そしていつの日か、生しょうゆを手に入れたい!
「鰹だし醤油 濃い口」
製造・販売:佐星醤油株式会社
MAP:佐賀市唐人1丁目1−16Googleマップへ
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